2012-01-26

表裏一体のテロと自殺

表裏一体のテロと自殺


資本主義の寿命


資本主義が始まり社会に病院、学校が増え、充実するに従い人口が増えた結果を見ると資本主義は我々に必要だったと思う。そして資本主義社会が世界中に浸透した現在、資本の多い順で生活水準、教育水準が高い社会で、資本の所在には偏りがあるために生まれた時から人種、地域により資本の差がある、よって資本的に恵まれた人種・地域に生まれた人は教育を受ける機会に恵まれ今後、不遇な人種・地域に生まれた人よりも資本を獲得しやすい状況である。
これは資本主義の結果として仕方のなかった事と思う、しかし、この差が能力の差として、さらには人間の価値として評価されている。貧乏人=怠け者(勉強しない)=学のない者 のように単純に考えられてしまい、だから貧乏なのは自業自得という風潮であるため、貧困のため普通の医療・教育が受けられない、さらに酷い事業者に奴隷のように酷使されるのもある程度は自業自得と思われている。
でも普通の医療が受けられない、教育が受けられない人がこの資本主義社会で言われる能力をどう身につけることができようか、これは出口の見えない貧困無限ループ。援助や基金という問題ではなく根本的にこの問題を理解していない、または無視していると思う。救援は必要だが援助している人は、資本と今の法に守られているがために自分がその立場であることを忘れて、能力があるために貧困無限ループ層の上にいると信じて疑わない。
もし、資本主義でなく暴力が支配する社会だったら資本でなく腕力で能力の差がつき、格差がつく、路地裏でプロボクサーにぶっ飛ばされて身ぐるみ剥がされても弱いから仕方がないで、貧乏人=怠け者(筋トレしない)=弱い のように、この場合は貧乏なのでジムに行けない、プロテイン買えない、ステロイド打てないの貧弱無限ループ。
"弱いから仕方ないね"、じゃなくて、そんなんアカン、老人や子供と同じようにケンカ弱い人もぶっ飛ばされない社会にしようとした面も今の社会に反映されていると思う。
なのに、その事には気が付かず、または無視して、資本力で好き勝手やったので、やられた方は考えた、この国家に文句言うぐらいの大きな資本家が出てきた今(まさに、巨大企業が民主主義を滅ぼす)、個人や弱小団体が対抗するにはどうするか、外向きがテロ、内向きが自殺(完全に他殺です)。
まともな人間が減ったのか、資本主義の寿命なのかと考えたら、自分の周りや歴史を見ると人間はあんまり変わっていないと思う。また、人間が変わらなくてはならないのかも知れない、根本的には変わらない(変えられない)が、イデオロギーが変わるとき表面的な価値観が変わる、腕力がエラいとか、お金持ちはエラいとか、神はエラいとか、白い下膨れの顔が美人とか(?)、、、資本主義の寿命とともに人間もちょっと変わらないとならない時期だと思う。

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